私は生産管理と貿易を主に担当しています。納期の管理も含め工場とのやり取りを対応しています。輸入貿易事務（中国と韓国）では工場への依頼や新しい技術を持つ工場を探したり素材の情報をチェックしています。
文化の違いや習慣の違い、技術力の高さの違いがあり、仕事をすすめる上で難しい問題はとても多いです。それでも前に進むにはとにかくコミュニケーション力が必要になります。仕事に限らずなんでもそうですがコミュニケーションを円滑に進めるためには「聞く力」と「発信する力」のバランスが必要だと思うのです。国ごとの仕事に対する見識の違い、その間を取り持つのもそういった力です。長年の経験からそのバランスのとり方をしっかりと学ばせて貰うことが出来ました。それはお客様と私達を結ぶ力にもなっていると思います。
商品に対する誠実な想いが強ければそれは必ず伝わると思っています。誠実さは会社に対する信頼に繋がりますしスタッフのやる気にもかかわる事です。商品に対する要望がコスト的に折り合わなかったり、技術的に難しい場合もあります。そんな時も話し合いを重ね、違う方法を提案したり新しいアイデアを提案する。売れるものであり、かつ良いものを作りたい、それをお客様と製造する先のそれぞれに伝え理解してもらう事が一番大切です。そんな想いは工場で仕事をする方々の意識も変えてきます。誠実さを心がけることで自分の仕事にプライドを持てる、それは国や文化の違いを超えて共通することですよね。
実際ブランド名が商品に入らなくても、随所のこだわりは実感して頂ける。それが弊社の商品です。手にとって頂ければわかる、カタログの説明を読んで頂くだけで欲しくなる。そんな商品が沢山あります。お客様の健康を靴下で支える！足元の悩みを解決する！全スタッフの見えない挑戦をもっともっと知って欲しいと思っています。技術を提供して下さっている工場の方々の努力無しには弊社の商品の実績はありえません。私はそういった皆さんの仕事に敬意を払いつつ、今後も文化の違いがお互いのプラスになっていく様な架け橋の役目を果たしていきたいと思っています。
